皆さんこんにちは!北欧ライフスタイル情報です。
以前は、スーパーでのほのぼの日記を紹介しましたが、今回はほのぼの日記第二弾をお送ります。
さて、ノルウェーに滞在した事がある人はご存知かと思いますが…ノルウェーにいたら、必ず一度は耳にするもの「finn.no」その名も、フィンドットエヌオーです。(そのままですが笑)
こちらは、CtoCのECプラットフォームと言ったらわかりやすいでしょうか。個人間で自由に不要物を売買できるウェブサイトです。ヤフオクや、メルカリなんかと似ています。このfinn.noでは、”家”から”車”まで様々なものが売られています。ペンキ塗りのアルバイトや、ベビーシッターの求人もOKなこのサイトは、ノルウェー人にとっては生活の一部となっています。
メルカリと違う所は、ものを探すときに「地域」を選択する事が出来る点です。なぜかというと、ほとんどの取引は出品者と購入者がどこかで待ち合わせて直接取引をする事がほとんどなので、直接行けない場所の商品は元から探す必要性がないためです。
ヤフオクにしても、メルカリにしても日本では、直接受け渡しをする物は、大型家具や電化製品以外少ないように思います。
また、最近は匿名で発送するなど個人情報を伏せたがる人が多いように思います。(国民性?)一方でノルウェーでは、実名で取引し自分の住所・電話番号も購入者に公表する事が多いです。例外的に、遠方から発送する場合は、インターネットバンキングを使いお金を出品者に前もって振込をし、発送してもらうのですが、finn.noには手数料もないですし、仲介業務をしてくれるわけではありません。なので、振り込んだ後に物が届かない可能性もあるため、出品者はある程度自分の身元を明かす事で、お互いが安心して取引できるようにしているのです。日本との大きな違いです!!
また、個人情報を悪用したり取引場所で事件が起こったりする事もないので、ノルウェー人はfinn.noを買い物と同じ感覚で使用します。取引場所を自分の仕事場(ビルの下など)に設定する人もいるくらい、根拠のない信頼に成り立っている取引方法といえる気がします。日本では自分の職場を知られ、住所も電話番号も!?と、なると、好んで取引をする人は少ない気がします。むしろ、10パーセントの手数料を払ってでも、匿名発送をしたがる人がいるくらいなので。
ここまで違う国民性、面白いです。ノルウェーと日本の国土はほぼ変わらないのに、人口は片や1億人、片や600万人。そりゃぁ、違いは出てきますよね。
という事で、ほのぼの日記第二弾でした。