「諦める潔さ」
これは、私がノルウェーで得た教訓です。笑
ぱっと見、ふざけてるのかと思われるかもしれませんが、これ、本当に大切だと思うんです。
ノルウェーって、国民性も生活スタイルもかなりゆっくりで、穏やかです。
就労時間もかなりきちっと守るので、頼んだ事が進まないのもよくあります。
でも、そんな時に、”日本だったら絶対違うのに!”とイライラしても、時間と体力の無駄。この国にお邪魔してるのはこちらの方なので、むしろ受け入れるべきなのです。ここノルウェーでは、移民だとしても全ての人が受け取る個人番号は、引っ越したらすぐに申請することが必須なのですが…というか、これがないと始まらないのですが…
番号を貰えるまでにかなり時間がかかります。私の場合も引っ越してきて最初にする事がこれだったので、当初は全く事が進まず、イライラと焦りの日々でした。なんといっても、大学が始める1週間前まで音沙汰なしだったので…。
ですが、イライラしても何も変わらないし、むしろ意味のない事だとわかってからは、何も求めないようになりました。笑 これぞ、悟りの境地ですね。(大袈裟…笑)
ただ、こんなまったりスロースタイルを受け入れたとしても、押すところはしっかり押さないといけないので、そのさじ加減も経験を積むのみですね。笑
私がノルウェーで潔く諦めた事をご紹介します。笑(不必要な方は、スルーして下さい💗)
1、重要な手続きであっても、必要以上にイライラしない。きっといつか事が進む事を望んで。笑
2、スーパーで隣のレジが開いた瞬間、後ろに並んでいた人が、さっと開いたレジに行って、1番にお会計しても、気にしない。ここではそうなのです。そういうシステムなのです。笑
3、スーパーの値段が間違ってても、品物が腐ってても、賞味期限切れのものがあっても、気にしない。普通の出来事です。値段が見づらいのも、ノルウェーのスーパーの特徴です笑
4、”すみませんが、もう一度言って頂けますか?”が、”はぁ〜?”の一言に凝縮されていても、気にしない。ノルウェー語って、シンプルなのです。決して、「はっ?何言ってんの?」と、捉えないようにしましょう。心が折れるだけなので。笑
5、担当者に聞いても”どうだろうね〜わからないわね〜”で、終わる事が8割。笑 もはや担当者がわからないという事は。神のみぞ知る事ですね。
6、外食で高いお金払ったからといって絶対美味しいという保証はどこにもありません。高い食材を買って家で調理した方が、無難かもしれません笑。(ノルウェー人の舌とは違う感覚があるということです。)
まぁまだ色々と諦めている事はありますが。このへんで。
※決して悪口ではありません!!